仲睦まじく過ごしていた老夫婦がなくなり、だれも手をかけなくなった森の庭。
ある春の日に、可愛らしい花のむすめが誕生します。
生き返った庭で仲間たちと愉しい時間をすごしますが、冬婆という怖い妖精が現れて状況は一変します。
寒々しい心の冬婆によって哀しい日常をおくる花のむすめたち。
やがて・・
豊富な水彩画の挿し絵が豊富で、リズミカルな語り口が楽しい絵本。
少しボリューミーですが、ご家族で楽しめる1冊です。
作画のトゥルンカは20世紀中期に活躍したチェコのイラストレーター、人形劇作家。フルビーンとの共作も多く、国民的な作家です。
花むすめのうた フランチシェク・フルビーン (著), イジー・トゥルンカ (イラスト) ほるぷ出版
¥2,000価格
商品状態等
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日本翻訳版、1991年第5刷(初版は1984年)。
表紙カバー、本体裁断面に経年による微ヤケ・微ヨレが見られます。
紙面に読了上目立つ使用感はありません。