いつ買取したものか、もう記憶にありません。
武満徹の同名曲がラジオに流れた際、棚の前で偶然この本を手に取っていました。
題名の通り、夢に紐づいた筆者の語り口をまとめた本です。
映画の歴史を語るほど博識ではありませんが、近代映画への変化は長い時間をかけて未だ進行中に見えます。
特に時間の概念について、作り手の切り口がそれぞれで面白いと感じています。
写真家スーザン・ソンタグがゴダールについて語った内容が入っていたり、フェリーニの映画観が随所に語られていたり。
とても面白い1冊です。
映画・演劇関係の買取が最近多かったので、つい感慨にふけってみました。
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