むかし、のどかな村のはずれに、小さな女の子と母親がひっそりとくらしていました。ある日、村におそろしいいくさがやってきたため、母親は森のおくふかく、女の子を逃がすことにしたのです。「3日たったら、もどっておいで…」女の子は森の中で不思議なことにであいます―。1816年、ヴィルヘルム・グリムが、ミリーという少女にあてた手紙のあとに、このお話が書かれていました。まさに150年ぶりに発見されたグリム童話に、くずれた絵本作家、モーリス・センダックが5年がかりで絵をつけたのが、この本です。
ミリー―天使にであった女の子のお話 ヴィルヘルム・グリム/モーリス・センダック ほるぷ出版
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1990年第12刷。カバーレス。数ページですが、わずかなヨレがあります。経年ヤケも多少ございますので、画像での確認をお願いいたします。通読にはいっさい支障のないコンディションです。